高齢者総合支援サービスを手がけるNPO法人「いきいきつながる会」(大阪市西区、石川知巳理事長)は、賃貸住宅物件仲介業大手の賃貸住宅サービスと連携し、低価格の見守りサービス付き賃貸住宅を提供すると発表しました。

"mimamori"

電話と直接訪問で見守り対応

今回の取り組み対象の物件は、大阪府吹田市のワンルームマンション「ピュアフルール千里山」で、週2~3回の見守り電話と月1回の見守り訪問が付いた基本パックを、家賃・共益費・光熱費込みの月々4万円で提供します。

いわゆるセンサーを利用した機会的な見守りサービスではなく、直接的な人とのつながりを中心とした見守りサービスを提供し、センサーなどの見守りシステムは補完的に提供するとのことです。

センサーを利用した高齢者向けの見守りサービスは、各社が月額2,000円〜3,000円で次々と参入していますが、賃貸住宅を管理する事業者が見守りサービスを開始することで、今後は家賃や高熱費と見守りサービス料金が一体になった上で、直接的な訪問見守りとセンサー利用を複合したサービスが主流になるのではないでしょうか。

見守りサービス付き賃貸住宅 家賃・共益費・光熱費込み月4万円で