ビッグデータを活用、高齢者の見守り機能を搭載した介護ロボット販売へ
RT.ワークス株式会社は、同社が開発する生活支援ロボット「ロボットアシストウォーカー RT.1」の一般販売を2015年7月中に予定しています。
これに合わせ、株式会社富士通エフサスは、RT.ワークスの介護ロボット事業において、販売から導入、運用保守や顧客サポートなどの主要な業務を受託することや、同社のノウハウやビッグデータを活用した見守りサービスを提供すると発表しました。
富士通のIoTインフラを活用した見守りサービス
「ロボットアシストウォーカー RT.1」は、人感センサーと環境センサーのデータを活用し、後輪に組み込まれたモーターを制御することで、高齢者が安全かつ楽に歩くことをサポートする介護ロボットです。
また、同機に搭載されたGPS機能により、サポートセンターで介護ロボの位置情報の確認ができたり、現在の所在地を利用者やその家族に知らせることができます。さらには、歩行履歴を確認することも可能で、どのような経路を辿ったかを把握することもできる仕組みになっています。
富士通エフサスが導入支援から運用・保守や顧客問合せ対応などを一括して受注することで、利用者の情報、IoTによる機器の稼働情報、サポートセンターの受電情報などを組合せたビッグデータを活用することが可能になり、より安全で利便性の高いサービスを提供出来るようになるとしています。