政府10月の介護保険事業概況を発表。65歳以上一人あたり保険給付費、最高額の沖縄と最低額の埼玉との格差は1.8倍
厚生労働省は1月23日に2014年10月の介護保険事業概況報告を発表した。
介護保険事業概況報告によると、2014年10月末現在の65歳以上は3,263万人、要介護認定者は600万人となり65歳以上の要介護認定者は18%となった。10月の保険給付費は7,510億円となっている。
都道府県別の65歳以上一人あたりの保険給付金は、居宅と地域密着型の合計では沖縄県が最も高く、青森県、愛媛県、長崎県と続き、低い順では埼玉、茨城県、千葉県と続く。
一方で施設サービスの保険給付費では、最も高いのは富山県で鳥取県、徳島県と続き、低い順では千葉県、埼玉県、愛知県と続いている。
一人あたりの居宅と地域密着型サービスの保険給付費の合計では沖縄県は17,000円を超えており、一番低い埼玉県は9,000円台とその格差は1.8倍になっている。