東急イッツコム、高齢者見守りサービス参入。CATV加入者なら月額2,480円から。4月から警備員駆けつけも連動
東急グループのCATV会社イッツ・コミュニケーションズ株式会社が高齢者見守りサービスに参入すると発表した。サービス名称は「イッツコム インテリジェントホーム」。
サービス費用は初期費用3,000円、月額基本利用料は2,980円であり、イッツコムのインターネットサービス「iTSCOM.net」加入者の場合は月額1,980円になる。
その他に、インテリジェントホームゲートウェイ料が月額300円、高齢者向けモーションセンサーが月額200円となり、高齢者向け見守りサービスとしては、月額2,980円+300円+200円=月額3,480円となる。(iTSCOM.net加入者は月額2,480円)緊急時の警備員駆けつけサービスは、既に沿線沿いで関連会社の東急セキュリティがシニアセキュリティというサービス名称で月額4,300円で提供済みであり、4月からそのサービスと連携されるものと思われるが、今回駆けつけサービスの価格帯は発表されていない。
なお、イッツコムは東急グループのため、サービスエリアは東急沿線を中心とするエリア、 東京都:渋谷区、世田谷区、目黒区、大田区、町田市(一部) / 神奈川県横浜市(青葉区、緑区、港北区、都筑区) 川崎市(宮前区、高津区、中原区)となる。
さらに別途費用がかかるが、ドアや窓の開閉を知らせるセンサーや映像を記録する監視カメラ、エアコンや照明器具のスイッチオンオフができる家電コントローラーも順次用意するとのことである。
続々と参入が発表されている高齢者向けサービス。かねてから東急グループは警備員見守りサービスも提供済みであり、価格帯も手頃なのと、私鉄会社が提供するというブランド力もあり今後の拡大が期待できる。