NTTがUR都市機構に高齢者見守りサービス提供。2月に奈良で試験導入、10月に本格稼働
産経新聞が報じた記事によると、NTT西日本が今年2月に奈良県で試験導入、10月に本格稼働する。
ようこそNTTグループ
元々、UR都市機構は昨年9月11日に高齢者向け見守りサービスの提案を各社に求めていて、それに答えるようにNTT西日本が昨年10月末に介護福祉向け「みまもりテレビ電話パック」の発売を発表した。その後、UR都市機構へのサービス提供者はNTT西日本に決まり、今回の実証実験を迎えた。ただし、NTT西日本の見守りサービスよりも高機能で利用者にやさしいサービスが他にもあり今後のサービス競争に期待したいと思う。
67万人に必要な看取り
さらに見守りサービスを必要とする人は増加するという調査もある。
医療コンサルティング会社「メディヴァ」の推計では、全国の病院の稼働率が24年と同じ場合、52年(原文ママ、25年の間違い)には24年比約2.8倍に相当する約67万人が、自宅や介護施設などでの看取りが必要。
ケアタイムズ新聞社はじめての1ヶ月
ケアタイムズ新聞社は、1月9日にオンライン版をオープン、初めての月末である今日に、NTTグループの実証実験を報じれることを嬉しく思います。本格的な競争が進めば、介護保険に過度な依存なくとも民間の知恵と技術で今より介護の現場も進歩できると私たちは信じています。
ケアタイムズ新聞社は介護とテクノロジーをつなぐことにより、介護者、介護人と家族にあんしんと平穏を届けたいと考えます。これからもケアタイムズ新聞社をよろしくお願いします。
記事引用元
NTT西日本 テレビ電話を活用した「あんしん見守り」トライアルの開始について~「地域包括ケア」時代に向けた地域連携プロジェクト<富雄団地>~
UR都市機構 高齢者世帯等の見守り等住生活環境整備に関するサービス提案とその提供事業者を募集します。