KDDIが電力ビッグデータを活用した高齢者見守りサービスの実証実験
KDDIは、三重県桑名市で高齢者見守りサービスを含む、電力ビッグデータを活用した実証実験を5月中旬から開始すると発表しました。
全国の約1万4千世帯のモニターから得られる電力ビッグデータを活用し、「高齢者の見守りサービス」や「節電アドバイス」など、暮らしを便利で豊かにする生活支援サービスを提供予定です。
電力データを活用した見守りサービスが広がる
過去にケアタイムズ新聞でも報じたように、2015年4月から、福岡県みやま市が電力小売事業の参入と合わせて、同様のサービスを開始しています。
電力小売、HEMS、高齢者の見守りサービス 地方自治体が挑戦
KDDIと三重県桑名市の取り組みでは、電力ビッグデータの分析にKDDI研究所独自の解析技術を活用し、電力消費パターンの統計から起床や就寝に関するライフスタイルなどを推測し、各家庭の特徴に合わせた見守りサービスや節電アドバイスを提供します。
今回提供するサービスのうち、「電気・ガス料金プラン診断サービス」の提供事業者に福岡県みやま市の名前も入っていますが、今後は協力しながら高齢者見守りサービスも提供していくのではないでしょうか。
2015年は、電力ビッグデータを活用した高齢者見守りサービスが本格普及する年になりそうです。