ケアボットの服薬支援ロボット、個人向けの販売を開始
クラリオン株式会社とセントケア・ホールディング株式会社の合弁企業であるケアボット株式会社は、2014年10月に発表した「服薬支援ロボ」を個人向けに販売するために、楽天市場への出店を開始したと発表しました。
この服薬支援ロボでは、薬をセットしておくことで、時間帯ごとに音声案内と画面表示で服用を告知し、薬の飲み忘れや過剰摂取などを防ぐことができます。
残薬問題の救世主になれるか
厚労省がまとめた最新の調査によると、高齢者の残薬は、年総額475億円分にもなるともいわれています。
高齢者宅に年475億円分の「残薬」か、服薬管理の徹底が急がれる
同ロボットは1週間分の薬をまとめて収納でき、取り出しボタンを押すだけで薬のケースが出てくる設計になっており、高齢者でも簡単に操作ができるロボットです。
服用時間を最大4パターン設定することができ服用履歴も正確に記録できますので、薬の飲み忘れを防ぐことで残薬問題の解決に活用することができそうです。
しかしながら、楽天市場での販売価格である税込129,600円という価格は、一般家庭で利用するには少し高価ではないでしょうか。
さらなる低価格化が、普及へのカギになりそうです。