日本郵便の「みまもりサービス」、今度こそエリア拡大へ
日本郵政グループの日本郵便が25日、高齢者宅を定期的に見回る「みまもりサービス」について、今年度中を目標に全国2万4千箇所の郵便局で提供可能にする方針を固めたと、産経ニュースをはじめ各メディアで報じられています。
過去にも同じような報道
2015年1月16日号10面の日本金融通信社紙面でも、日本郵便が「みまもりサービス」の対象エリアを20の都道府県まで拡大すると報道がありましたが、実際には2015年4月末時点で6地域の103郵便局での提供となっています。
今回の拡大方針についても、5月26日13時の段階では日本郵政から公式の発表はありませんが、実際に対象エリアの拡大は行われるのでしょうか。
日本金融通信社ニッキン「2015年1月16日号10面 日本郵便、「みまもりサービス」拡大 20地域での実施へ、内容・料金も見直し
米AppleおよびIBMとの提携を見据えた動きか
日本郵政グループは米AppleおよびIBMと提携して、タブレット端末による各種ネットサービスの提供や郵便局社員等によるリアルな生活サポートサービスの支援を行う、新しい高齢者向けサービスの実証実験を10月から実施予定です。
それに先駆け、7月から現行の「みまもりサービス」利用者層を広げ、実証実験と連動したサービス品質を向上させる狙いがあると考えられます。
日本郵便、高齢者向けサービス全国展開へ 都会の子供世帯の注文期待
【2015.06.27追記】
サービス提供エリアの拡大について、日本郵政が公式にプレスリリースで発表しました。