サービス付き高齢者向け住宅、鉄道各社が積極的に事業展開
小田急電鉄株式会社は、小田急沿線において充実したシニアライフが楽しめる居住空間を提供することを目的に、新たに新百合ヶ丘(2016年12月予定)と藤沢(2017年2月予定)に、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「レオーダ」を開業すると発表しました。
大手私鉄の参入が相次ぐサ高住
小田急電鉄では、すでにサービス付き高齢者向け住宅「レオーダ経堂」や「レオーダ成城」、介護付有料老人ホーム「くらら小田急祖師谷」を開業しており、今回の取り組はそれに続くものです。
そのほか、関東圏では東急電鉄(東急ウェリナ旗の台:開業中)や、京王電鉄(名称未定:2016年予定)など、関西圏では京阪グループ(ローズライフ京都など:開業中)など、大手私鉄がサ高住の運営を始めています。
いずれも駅からのアクセスの良さや周辺施設の利便性などを売りにしており、人口減少や少子高齢化が進む中で自社鉄道沿線の活性化を狙った取り組みになっており、今後も次々に事業参入や新規開業が続くと予想されます。