シャープは、三重県および三重県亀山市、参加団体5社と共同で、「亀山市シルバー人材センター」と連携して、高齢者向けの「健康管理・生活支援サービス」を提供する「亀山QOL支援モデル事業」のビジネス実証を、2015年9月より三重県亀山市在住の高齢者200名を対象に開始すると発表しました。

このモデル事業は、2015年度の経済産業省公募委託事業「健康寿命延伸産業創出支援事業(地域ヘルスケアビジネス創出支援)」に応募し採択されたもので、7月下旬より参加者を募集し、2016年1月までの約5ヶ月間実証を行う予定です。

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主なサービス内容

実証実験の参加者は、毎月の利用料金を負担することにより、配布されたタブレット端末を介して自身の健康管理や健康相談サービス、買い物などの生活支援サービスの提供を受けることができます。

サービスの内容は大きく3通りで、看護師・栄養士などの資格を持つ専門相談員による健康電話相談を毎日いつでも受けられる「健康管理・健康電話相談サービス」、買い物の相談などを気軽に行える「生活支援サービス」、配布する端末の操作や自宅訪問による対話を提供する「シルバー人材活用サポートサービス」が、主な内容となっています。

なお、実証実験終了後には、本モデル事業をベースにビジネスモデルを確定し、周辺自治体への展開などにも取り組む予定となっています。

「亀山QOL支援モデル事業」のビジネス実証を開始