65歳以上の高齢者、薬の飲み忘れ経験は半数近くに
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社は、自主企画調査「シニア世代の服薬の実態と意識」の調査結果を発表しました。この調査は、定期的に医療機関に通院し薬を処方されている全国の65歳以上のシニア世代男女1,046人を対象に、2015年8月28日~31日の間にインターネット上で行われたもので、調査の結果、半数近く(46.7%)の人は処方薬に飲み残し(残薬)が生じた経験があることが判明しました。
靴や鍵にビーコン、認知症の徘徊防止に役立つグッズが続々登場
ベイシスイノベーション株式会社は、屋外において高齢者の見守りサービスに活用できる屋外用BLE(Bluetooth Low Energy)「Gateway」の販売を9月1日より開始したと発表しました。
Bluetoothのビーコンを利用した見守りサービスも続々と登場してきていますが、今回販売開始された屋外用Gatewayは、高齢者の持ち歩くビーコンのシグナルを受信する装置となっており、ビーコンを利用した見守りサービスの範囲拡大や精度の向上には、このGatewayの設置数が重要になっています。
ベイシスイノベーション株式会社では、既に複数のエリアにて屋外の見守りサービスの実証実験をパートナー企業と行っているとしています。
親の介護スタッフと息子との連絡ツールDaisyCircleにiPhone版登場
カシオ計算機が提供している親の介護スタッフと離れた場所で暮らしている家族の間でコミュニケーションツール「DaisyCircle(デイジーサークル)」のiPhone版が8月31日から公開されました。これで7月に先行公開していたAndroid版に加えて、iPhoneでもご利用いただけるようになります。
クイズやゲームで脳トレ、高齢者の認知症を予防する「脳レク」
医療・福祉ITベンチャーの株式会社エストコーポレーションは、全国の要介護、要支援に該当しないアクティブシニアをメインターゲットとし、自宅にいながら脳トレを行える脳活性化プログラムの通信教育サービス「脳レク」を、2015年9月1日より開始しました。
クラウドファンディングで募集中の介護アプリが目標金額達成
先日、ご紹介しました大学院生ほか3名のチームがクラウドファンディングで開発費用を募集していた介護中の家族が使うことを想定しているコミュニケーションツール「Kaigo Letter(カイゴレター)」ですが、8月30日に目標金額を達成しました。
喋り手の伝道師
おしゃべりというと、「おしゃべり禁止」などと言ったネガティブに使われる言葉のように思われがちでありますが、喋り手(しゃべりて)となると別です。喋り手とは話す人、よく喋る人などの意味がありますが、今回お話をお聞きしたのはラジオ日本でプロの喋り手として長年アナウンサーを務め、現在はアナウンサーをはじめとした喋り手を育成している武田肇(たけだ はじめ)さんです。
介護用歩行器・歩行補助ロボットが健康な身体をつくる
高齢化が進む日本において、高齢者・要介護者が日常的に歩行できることを目的とし、様々な種類歩行器・補助ロボットが登場しています。
新規参入も目立ち、2015年7月にはホンダ(本田技研工業)が、過去に製造したヒューマノイドロボット「ASIMO」のノウハウを活かし、歩行アシスト機器の販売に乗り出すと発表しています。
歩行器・歩行補助ロボットは、高齢者・要介護者にどのような効果をもたらすのでしょうか?
パナソニックが独居高齢者見守りにも使える人感センサー等発表
パナソニックは、一般家庭用の屋内外の監視製品「スマ@ホーム システム」を10月15日に発売すると発表しました。システムは屋内外用カメラと人感センサー、開閉センサーなどとセンサー機器を管理するホームユニットから構成されていて、人感センサーとホームユニットの最小構成で独居高齢者向けの見守りサービスにも安価に利用できると期待されています。
遺伝子検査キット「MYCODE」の費用が4割引き、神奈川県民が対象
株式会社ディー・エヌ・エーの子会社でヘルスケア事業を展開する株式会社DeNAライフサイエンスは、提供する遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」が、神奈川県が推進する「平成27年度 未病市場創出促進事業」の販売商品に採択されたと発表しました。
これにより、神奈川県民の方は助成を受けることが可能になり、病気と体質など280項目の遺伝的傾向を知ることができる「MYCODE ヘルスケア」を、通常価格の4割引にあたる17,880円(通常価格29,800円)で、2015年8月27日(木)から購入することが可能になります。
先端医療を支える模擬臓器を作る町工場
今までとは違うアプローチで人類の進歩に貢献する人達にお話を聞くシリーズ「先端びと」、今回は埼玉県八潮で模擬臓器を開発している株式会社 寿技研にケアタイムズ新聞社顧問、日比野雅夫がお伺いしました。