NTTデータは24日、当別養護老人ホームに入居している高齢者を対象に、コミュニケーションロボットを活用した介護支援サービスの実証実験を3月25日から開始すると発表しました。

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今回の実証実験は、株式会社NTTデータと社会福祉法人東京聖新会、一般社団法人ユニバーサルアクセシビリティ評価機構の3社が参加して2ヶ月間おこなうとしています。

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メイドイン関西のロボットを利用

今回の実証実験で利用するロボットは、東京都大阪市に本社を構え、大阪大学の石黒教授を最高技術顧問に抱えるヴイストン株式会社製のコミュニケーションロボット、ロボットプラットフォーム CommU・Sotaになります。

特別養護老人ホーム内の各高齢者に対して1台ずつ、合計2台のSotaを用意して、ロボットを通じて設置したセンサーにより、起床データ、脈拍データ、室内みまもりをする在室データを取得します。

さらにSotaはNTTメディアインテリジェンス研究所が開発した音声認識機能を使い高齢者と音声対話ができるとしています。

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商用化は2016年度を目処に

人型ロボットPepperを持つソフトバンクに加えて、王者NTTグループの参入により、介護業界向けのロボット産業は更に活発化すると思われます。

コミュニケーションロボットを活用した「高齢者支援サービス」の実証実験を開始

コミュニケーションロボット、ロボットプラットフォーム CommU・Sota