朝日新聞社とQ&Aサイト大手オウケイウェイヴが設立した合弁会社を解散すると14日に発表した。

解散される合弁会社は「株式会社アピタル朝日新聞OKWave」で健康・医療・介護情報の提供を目的として2014年6月30日に資本金3億5000万円で設立された。

解散する理由は、年内サービス開発を目指して準備していたが、総合的に判断して各社独自に事業を推進することが適切という判断に至ったという。

朝日新聞が運営する医療サイト「apital(アピタル)」は良質な健康・介護ニュースを提供するサイトとして有名であり、オウケイウェイヴが提供する健康領域のコミュニティ「ライフデザイン」も専門家の意見ではないが、経験者の適切なアドバイスを瞬時にもらえるということで評判である。

専門性の高い分野ではネットのチカラと専門家との協業が進んでいくとメリットが大きい。特に介護分野でも現場のノウハウをネットを通じて共有できるのは大きいのではないだろうか。今後に期待したい。

健康・医療・介護情報事業の合弁会社を解散 朝日新聞社とオウケイウェイヴが合意