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人口7万7千人の茨城県笠間市が昨年10月から「笠間市介護健診ネットワークシステム」の運用を開始した。

近代的介護システムにとってケアマネージャーと医師の連携が重要になるのが当たり前であるが、現場ではそれ以外の情報、とりわけ高齢者の見守り情報や、家族の状況なども共有されていたほうが良い場合もある。

茨城県笠間市の介護健診ネットワークシステムでは、ケアマネージャー経由で利用者の同意を得た上で、介護認定情報やケアプラン、緊急連絡先、服薬情報を患者宅を訪れる医療・介護従事者がタブレット端末で確認できる。

全ては在宅医療、在宅介護のためのインフラ

動画は16分と長いがご覧頂きたい。情報を利用したい介護・医療事業者は事前に申請が必要である.申請書にはAdobe Reader XIやWindows Media Playerの有無を確認するなど特定の環境を必要とされるような記載があるので、注意が必要だ。

いま、とりわけ地域医療では在宅医療、在宅介護の体制確立が待った無しに求められている。都市のコンパクト化を含めてこの動きは中堅都市部へも広がると考えられ、茨城県笠間市の取り組みを基にこのような共有連携が全国で広がっていってほしいと思う。

茨城県笠間市のイメージソングもYouTubeで公開

最後に笠間市ではイメージソングも公開していた。もしご興味があればご覧ください。

笠間市介護健診ネットワークのご案内

笠間市介護健診ネットワークシステム利用申請書 WORD形式/ DOCX