ケアタイムズ新聞社では、「私は現場でこう考える〜介護現場の声」(略して、現場こえ)というテーマで、介護士として現場で活躍する方からの連載が始まります。

トップバッターは介護士Mさんです。Mさんは大企業で情報システム部門担当の役員を経験され、ゼロからの挑戦が好きで体力もある頼もしい介護士さんです。

介護士Mのつぶやき

簡単な自己紹介からさせていただければと思います。 認知症介護実践者研修、福祉車両運転講習受講済み、あとは福祉住環境コーディネータ2級を持っています。あ、介護福祉士にもなっています。

現場の経験としては小規模デイサービス、有料老人ホーム2社で施設は4施設(約50~80床)があり、現在はグループホームの現場におり調理などもやっています。

社会人経験としての最初はコンピュータプログラマで徹夜なども何度も経験しました。その後パソコン自作系、家電量販店の小売業を経てネット通販会社の立ち上げに携わり、コンピュータメーカーを中心とした企業体の持ち株会社の役員なども経験しました。 自己紹介はこれぐらいにして先日新オレンジプランの発表がありましたが、元々のオレンジプラン(認知症施策推進5か年計画の進捗報告から一つ。

"Msan"

項目3の「地域での生活を支える医療サービスの構築」の中で精神科病院に入院が必要な状態像の明確化というのがあります。介護の現場で働くうえで、ここがはっきりするとありがたいという気がします。

元々、体力的にも大変だったり、ストレスがたまりやすい職場という事はありますが、ある程度、人間的にも経験を積んでいけば、ほとんどの利用者さん、入居者さんとはとても良いお付き合いが出来る仕事です。

ただ正直なところ、「こりゃ何ともならんな」という場合もあるわけでして、自分は男性という事もあり、大抵そんな感想レベルで済むことが多いですが、多くを占める女性職員の方はもっと大変だろうなとは考えます。

介護だけではなく小売業でも一部にクレーマーがいるわけで、接客業はそんな一部のクレーマーの対応も含めて仕事と考えるしかないのかなと思います。

ただ、この精神科病院に入院が必要な状態像の明確化である程度ガイドラインが出来上がれば、現場で働く人も家族も色々とすっきりとし易くなるのではと期待しています。

以上現場からでした@介護士M(^^)v

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