パナソニックヘルスケアは、医師・薬剤師・看護師・介護士などの在宅医療・介護チームに対して、訪問時の内容や服薬状況といった連絡事項の共有をクラウドサービスで支援するシステム「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」の発売を、7月27日から開始すると発表しました。

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地域包括ケアシステムの実現へ

厚生労働省では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者が重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で人生の最後まで暮らし続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を目指しています。

そのためには、医師・薬剤師・看護師などの医療チームと、ケアマネージャーや介護士などの介護チームとの情報共有や連携が必須となっており、「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」を利用することで、在宅患者毎のバイタル測定値、訪問時サマリ、服薬状況、患者訪問日時といった情報をチーム内で共有化し、きめ細かなケアを実現することが可能になります。

パナソニックヘルスケアでは、地域包括ケアシステムの実現を睨み、今後5年間で約500システムの導入を目指すとしています。

パナソニックヘルスケア 地域包括ケア睨んだ在宅医療共有システム発売へ

プレスリリース: 地域包括ケアシステムをクラウドサービスで支援する「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」を発売