セコム、デイサービスのツクイと協業し在宅介護の課題解決へ
セコム株式会社は、デイサービスの株式会社ツクイと協業し、在宅で生活する高齢者向けのデイサービス・訪問介護と24時間救急時対応サービスを組み合わせたサービスを、10月1日(木)から青森県、岩手県、宮城県、秋田県の東北地方4県において開始すると発表しました。今後、順次全国に展開していく予定です。
夜間や緊急対応の課題を解決「24時間救急対応サービス」
独居高齢者や老々世帯が急増する中、高齢者が住み慣れた家や地域で生活し続けるためには、介護保険による昼間帯中心のデイサービスや訪問介護などの在宅サービスだけでは、夜間帯や緊急時の対応が必ずしも十分ではないという課題がありました。
今回発表したサービスは、そういった課題を解決して安心した在宅生活を送れるよう24時間の見守りサービスを提供するために、ツクイのデイサービスを始めとした昼間帯中心の在宅サービスと、セコムの夜間帯および緊急時の救急時対応を組み合わせることで、24時間切れ目なく高齢者を見守ることができる仕組みになっています。
セコム・マイドクタープラスの提供を拡大
セコムは、2013年4月からツクイと協業し、家庭用のセキュリティーサービス「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとして高齢者救急時対応サービス「セコム・マイドクタープラス」を提供してきましたが、このサービスを約44,000人のツクイのサービス利用者向けに「セコム・マイドクタープラス」単独でも提供することで新サービスを実現します。
両者のサービスを組み合わせることで、デイサービスなどの在宅の介護保険サービスと夜間や緊急時のセキュリティサービス(保険外サービス)を組み合わせた、新しい形の「地域包括ケアシステム」の構築にも寄与するものと期待されています。
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