日本郵便は、現在6エリア13市町村の103郵便局でサービスを提供している高齢者向けの「みまもりサービス」に関し、7月1日から山梨県と長崎県の全域を対象として、6エリア56市町村の567郵便局にサービス提供エリアを拡大すると正式発表しました。

これまでも新聞や各メディアなどで、今年度中を目標に全国24,000箇所の郵便局でサービス提供可能にする方針を固めたと報じられてきましたが、今回プレスリリースにて公式にサービス提供エリアの発表されました。

"postoffice"

2種類の料金コースを新設

今回のエリア拡大に合わせ、サービスの内容にも新しい料金コースが新設されました。

これまでは月額1,000円で24時間の電話相談や、郵便局社員が利用者宅に月に一度訪問して対面で生活の様子を確認、家族に状況を報告するサービスを提供してきましたが、今回は滞在時間別の定期訪問サービスが追加されました。

毎月1回30分の訪問が月額1,980円、毎月1回60分の訪問が月額2,480円となり、これらの料金内には、既存の24時間電話相談やかんぽの宿宿泊割引も含まれています。

さらには訪問回数の追加も30分1回の追加が1,500円、60分1回の追加が2,000円と別料金で設定でき、利用者や家族のニーズに柔軟に応じることができるサービスになっています。

郵便局のみまもりサービスの試行拡大