大東建託グループで全国19万戸にLPガスを供給する株式会社ガスパルが、65歳以上の独居高齢者を対象とした見守りサービスを月額500円で提供開始すると発表しました。

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健康状態を見られるわけではない

このサービスはガスパルの持つLPガスの集中監視システムを利用したもので、ガスパルからLPガスの供給を受けていないと利用できませんが、65歳以上の高齢者と障がいをお持ちの方を対象した低価格なサービスとなっています。 一部メディアでは、ガスの使用状況から健康状態を把握できるといった報道が見られますが、一日一回、ガスの使用業況を見てガスが利用されていない場合は「ガス不使用のお知らせ」メールを家族に送付する仕組みのため、一般的なヘルスケア製品が謳っている健康状態の見守りとは違うようです。

ワンポイント! 都市ガスとLPガスの違い

都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重いのをご存知でしょうか。お年寄りの方などはガスは空気より重いので床上にたまって窓を開けても室外に出ないと思いがちですが、それはLPガス(プロパンガス)の話で、都市ガスは天井部にたまり窓を開けることにより室外に出すことが可能です。またLPガスはボンベを自宅まで配送するため価格が高くなりがちですが、東日本大震災の際など災害時の復旧はLPガスのほうが早いと言われています。


引用

株式会社ガスパル/ガスの検針を利用した見守りサービス「ぱるメール」をスタート!

株式会社ガスパル

東京ガス / 都市ガスの特長