株式会社やさしい手は、今年10月より在宅介護支援の一環として「IoT機器による生活支援サービス」を提供していますが、サービス第二弾としてGPS端末を利用した徘徊高齢者の安否確認サービス「いまどこちゃんサービス」を発表しました。

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7,000円で購入できる専用シューズもオプションで用意

費用は初期5,000円、月額1,800円のレンタルサービスになっています。小型GPS端末は重さ約30gで、連続待受時間400時間のNTTドコモ通信モジュール内蔵ですので、スマホやパソコンなどで家族はいつでも位置情報の確認ができます。

GPSモジュールはIPX5相当の生活防水に対応していて、7,000円の「小型GPS専用ケアシューズ」を購入し靴底に格納することによりGPS内蔵のシューズにすることも可能です。さらに、やさしい手独自のサービスとして家族がスマホやパソコンで位置情報の検索が出来ない場合には、電話での検索を一回200円で出来るとのことです。

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介護業界のソフトバンクセレクション

ITを活用した介護サービスはいくつも登場してきていますが、専門紙媒体もなく、せいぜいイベント会場でお試しする程度でしか比較検討する機会もありません。そのような中で介護現場からみたやさしい手の目利きとしての存在感は大きいと思います。

iPhoneなどを販売するソフトバンクモバイルはスマホ用アクセサリーなどを目利きし、品質と価格のバランスがとれたオプション品をソフトバンクセレクションとして販売しています。

やさしい手がセレクションする介護IoTシリーズは、介護時代のソフトバンクセレクションのように目利きが選んだサービスが集まりそうです。是非ほかの介護事業者も続いてもらいたいと思います。


GPSから位置情報の提供を行う生活支援「いまどこちゃんサービス」提供開始について

ケアタイムズ新聞 やさしい手、IoT在宅介護支援開始。第一弾は月額400円の在宅見守りサービス

ソフトバンクセレクション